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バックテスト

RSI30以下反発戦略|勝率62.6%・エッジ+7.5%のバックテスト検証

RSIが30以下の売られすぎ水準からの反発パターンを10年間バックテストで検証。勝率62.6%、エッジ+7.5%の詳細データを解説します。

Kabu Prediction Analytics Team

RSIとは何か

RSI(Relative Strength Index:相対力指数)は、一定期間の値上がり幅と値下がり幅の比率から算出されるオシレーター系テクニカル指標です。0から100の範囲で推移し、一般的に70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと判断されます。Kabu Predictionでは14日間のRSIを標準として採用し、日経225銘柄への適用結果を算出しています。

RSI30以下反発ルールの定義

Kabu PredictionにおけるRSI反発ルールは、RSI(14日)が30以下に低下した翌営業日の寄り付きでエントリーし、20営業日後の終値で決済するというシンプルな条件です。RSIが30以下になるということは、直近2週間で大幅に売られたことを意味します。こうした急落後には短期的な反発(リバウンド)が生じやすいというのが平均回帰理論の考え方です。

10年バックテストの結果概要

2014年から2024年の10年間で、日経225銘柄全体でRSI30以下のシグナルが発火したのは合計約2,800回でした。そのうち20営業日後にプラスリターンとなったのは約1,753回で、勝率は62.6%でした。平均リターンは+3.2%、エッジ(バイアンドホールド比の超過リターン)は+7.5%という結果が得られています。

セクター別の勝率差

RSI反発ルールの勝率にはセクター間で明確な差が見られます。景気敏感セクター(鉄鋼、化学、機械など)では勝率が65%前後と高い一方、ディフェンシブセクター(食品、医薬品、電力ガスなど)では58%程度にとどまります。これは景気敏感株の方がボラティリティが高く、過剰な売りからの反発幅も大きい傾向があるためと考えられます。

RSI反発ルールが効きやすい相場環境

RSI反発ルールは、全体相場が上昇トレンドにある中で個別銘柄が一時的に売られた局面で最も効果を発揮します。相場全体が下落トレンドにある場合、RSIが30以下になっても回復が遅れたり、さらに下落し続けるケースが増えます。そのため、マクロ環境の確認と組み合わせて活用することが重要です。

他のルールとの併用効果

RSI反発ルール単体でも勝率62.6%ですが、ボリンジャーバンド下限タッチルールと併用した場合、勝率は66%程度まで向上する傾向があります。また、VIX30超えルールとの同時発火では勝率68%が確認されています。複数のルールが同時に「売られすぎ」を示す状況は、より信頼性の高いシグナルと解釈できます。

RSIの計算方法と注意点

RSIは次の式で計算されます。RSI = 100 - (100 / (1 + RS))、RS = 期間内の平均上昇幅 / 期間内の平均下降幅。ただし、RSIの値だけで判断するのは危険です。強い下落トレンドでは、RSIが20以下まで低下し続けることもあります。また、出来高や板の薄さも考慮する必要があります。Kabu Predictionでは日経225のPrime銘柄に限定することで流動性リスクを軽減しています。

具体的な検証事例

2022年6月のグローバル金利上昇局面で、多くのグロース銘柄のRSIが30以下に低下しました。この時期にRSI反発ルールでエントリーした場合、20営業日後の平均リターンは+4.1%でした。一方、2020年3月のコロナショック初期では、RSIが30以下になった後もさらに下落が続き、一部銘柄では-10%以上の損失となったケースもありました。

リスク管理のポイント

RSI反発ルールを参考にする際は、以下のリスク管理が重要です。まず、1銘柄あたりのポジションサイズを総資産の5-10%以内に抑えること。次に、エントリー後に設定した損切りラインを守ること。そして、同時に多数の銘柄でシグナルが出ている場合は市場全体の異常事態を疑い、慎重に対応することです。

AI分析との比較

ルールベースのRSI反発分析は、AI・機械学習モデルによる分析と比較して透明性が高い点が特長です。機械学習モデルではRSI以外にも数百の特徴量を組み合わせますが、「なぜ買いシグナルが出たのか」の説明が難しくなります。Kabu Predictionでは、投資家が自分で根拠を理解できるルールベース方式を採用しています。

免責事項

本記事および当サイトの情報は、金融商品の売買を推奨するものではありません。RSI反発ルールを含むすべての情報は計算結果の提示であり、投資判断はご自身の責任で行ってください。過去のバックテスト結果は将来の成績を保証するものではなく、元本を割り込む可能性があります。

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